電動車両FAQ

よくあるご質問


○電動バイク全般

○MELMO M201について

○トラブルシューティング

○修理のご依頼・保証について


電動バイク全般

Q:運転に必要な免許は?

一般的なエンジンバイクは排気量によって異なる免許が必要ですが、電動バイクはモータの出力の大きさによって定められています。

ご検討の車両のモータ出力をご確認の上、ご購入下さい。
モータの出力が600w以下の車両は原付一種(50cc)、600w~1,000wの車両は原付二種(125cc)です。

Q:ナンバープレートを取得するには?

一般的なバイクと同様に、住民票所在地の役所で手続きができます。
・販売証明書(販売時にお渡しします)
・免許証
・印鑑
の3点があれば、交付されます。
※各市町村により、手続に必要な書類などが異なる場合がありますので、事前に窓口へお確かめ下さい。



トラブルシューティング


※電気系統のメンテナンスは必ず低圧電気取扱作業特別教育を修了された方が行って下さい。

※電気系統のメンテナンスをする際には、必ずブレーカーをOFFにしてから行って下さい。

※トラブルが改善されない場合は、車の症状や原因と思われる事項をできる限り詳細にご確認いただき、販売店へご連絡下さいますようお願いいたします。

Q:ブレーキを握るとモータが止まる

電動バイクはブレーキを握るとモータへの電流が遮断され、モータが停止します。
これは正常な動作であり、故障ではありません。

Q:信号停車すると1速に戻る

MELMO M201は3段階シフトになっており、手元のスイッチで切り替えができます。
停車して3秒経つと、自動的に1速に戻るように制御されています。
これは正常な動作であり、故障ではありません。

Q:アクセルグリップが戻らない、モーターが勝手に回る

アクセルグリップの異常が原因です。アクセルグリップを交換して下さい。

Q:ウインカーが点灯しない

※前後全てのウィンカーが点灯しない場合
リレー故障が原因です。
リレーを交換して下さい。

※点灯するものとしないものがある場合
原因1 バルブ(電球)切れが原因です。バルブ(電球)を交換して下さい。
原因2 ハンドルスイッチの接触不良が原因です。ハンドルスイッチを交換して下さい。

Q:Sランプが点滅する

メーター上のSランプは車両の異常を知らせるサインです。
Sランプの点滅は異常の内容によって変わります。


※車両の異常を認めたら、お買い上げの販売店へご連絡下さい。

Q:照明関係(12V 系統)が動作しない

コンバータの異常が原因です。コンバータを交換して下さい。

Q:電源が入らない、走行中に電源が切れる

原因1 充電切れが原因です。充電して下さい。

原因2 ブレーカー落ちが原因です。ブレーカーをONにして下さい。

原因3 コネクタ抜けが原因です。コネクタを挿しなおして下さい。


※キーを回した時に、パチパチと音がする場合
原因1 メインスイッチの接触不良です。メインスイッチを交換して下さい。

Q:スタートスイッチが入らない

※メインスイッチを入れた時、S ランプの1 回点灯がない場合
コントローラ故障が原因です。コントローラを交換して下さい。

※メインスイッチを入れた時、S ランプが1 回点灯する場合
原因1 スイッチのリード線切れが原因です。リード線を修復して下さい。

原因2 スイッチ本体の故障が原因です。スイッチを交換して下さい。

Q:メータの異常

※メータスピードがあがらない場合
オドメーター故障が原因です。オドメータを交換して下さい。

※メータおよび照明系統が、点灯しない場合
コンバータの故障が原因です。コンバータを交換して下さい。

※メータだけが点かない場合
メータ故障が原因です。メータを交換して下さい。

Q:モーター異常

※スタートスイッチを入れても、モーターが回らない場合
原因1 S ランプ2 回点滅:ブレーキスイッチが原因です。ブレーキスイッチを交換して下さい。

原因2 S ランプ3 回点滅:アクセルグリップが原因です。アクセルグリップを交換して下さい。

原因3 S ランプ4 回点滅:コントローラが原因です。コントローラを交換して下さい。

原因4 S ランプ5 回点滅:モーターコネクタまたはモーターが原因です。コネクタまたはモーターを交換して下さい。

※モーターが重くなり、ロックされた状態になった場合
S ランプ4 回点滅:コントローラが原因です。コントローラを交換して下さい。

※モーターが無力で、バランスが取れない状態になった場合
S ランプ5 回点滅:モーターコネクタまたはモーターが原因です。コネクタまたはモーターを交換して下さい。


修理のご依頼・保証について

Q:修理の依頼先は?

お買上の販売店にて、修理、メンテナンスなどのアフターサービスを行います。

異常をみとめた場合、
車体番号、バッテリー番号、パーツ番号

をお控えいただき

詳しい症状や発生時期

とともに販売店へお知らせ下さい。

Q:保証の内容は?

車両付属のメンテナンスノート内の保証書に、保証内容を記載しておりますのでご一読下さい。

保証期間内であっても、ユーザー様に起因する不具合は保証致しかねますのでご了承下さい。

また、一部の消耗品も保証対象外となっておりますので、保証書をご確認下さい。

Q:修理中の代替車両の貸出はありますか?

申し訳ございません。修理期間中の代替車両の無償貸出はありません。

Q:保証書に判がついていません。

車体番号、バッテリー番号、ご購入日をご確認のうえ、お買上の販売店へご連絡下さい。


MELMO M201について


MELMO M201/M201-F は電動バイクです。
エンジンバイクと取扱や操作方法が異なる部分がありますので、車両付属の取扱説明書(冊子版)を必ずご一読下さい。
Q:必要な免許は?

MELMO M201は原付一種(50cc免許)で乗車できます。

Q:保証はありますか?

車両は1年、バッテリーは2年、主要部品にはそれぞれメーカー保証が付いています。

Q:バッテリの種類は何ですか?

44Ahタイプは三元系リチウムバッテリです。

※旧モデル25Ahタイプは、リチウムフェライトバッテリです。

Q:充電時間はどのくらい? 急速充電はできますか?

バッテリが空の状態からフル充電までの時間の目安は
44Ahタイプは約10時間
です。

なお、急速充電には対応しておりません。

Point! 充電器の取扱方法

正しい充電が、バッテリーを長持ちさせ、電動バイクを安全に運転するための、最大のポイントです。

十分に充電ができていないために起こる過放電(バッテリー上がり)が、弊社に寄せられるトラブルの第1 位です。
特に、深く過放電をするとバッテリーの保護機能が働き、充電ができなくなる場合があります。
この場合、専門のメンテナンスが必要となり費用もかかります。

深い過放電は長時間車両を使用しない場合によく起こります。
20 日以上使用しない場合はシート下の電源ブレーカーをOFF にして下さい。
この場合も1 カ月に1 度は充電を行うようにして下さい。
こまめに正しい充電を行って下さい。

MELMO専用充電器を前カゴに入れて持ち運ばないで下さい。
振動が故障の原因になる場合がありますので、携帯する際には十分ご注意下さい。

電源コードの抜き挿しは、プラグを持って行って下さい。

※コードを引っ張ると断線が起こるなどして、充電ができなくなりますので、絶対に行わないで下さい。


※断線したコードは使用しないで下さい。出火や感電のおそれがあり、大変危険です。

プラグは奥までしっかりと挿し込んでください。

※ LED 電源ランプが点灯しない場合、挿し込みが緩いことが原因の場合があります。挿し直して様子を見て下さい。
※接触不良だと充電ができませんので、毎回しっかりとプラグが挿し込まれているか、確認して下さい。
※赤色の電源ランプが点灯しているのに。バッテリーに充電されていない場合は、バッテリー側プラグの挿し込みが緩いことが原因の場合があります。
電源側だけではなく、バッテリー側のプラグも、しっかりと挿し込まれていることを確認してから充電して下さい。

Point! 正しい充電のしかた

正しい充電が、バッテリーを長持ちさせ、電動バイクを安全に運転するための、最大のポイントです。

☆充電は安定した場所で行って下さい。

☆充電は屋根のある場所で行って下さい。
特に雨天時の屋外での充電は、故障や事故につながるおそれがあります。

充電器を車体から取り外したあと、車体側の充電口のシャッターは必ず閉じて下さい。
充電口に水が溜まり、トラブルの原因となるおそれがあります。

Q:運転操作の方法は?

MELMO M201/M201-F は電動バイクです。
エンジンバイクと取扱や操作方法が異なる部分がありますので、車両付属の取扱説明書(冊子版)を必ずご一読下さい。

発進する

①シート下の電源ブレーカーがON になっていることを確認します。

②充電器が本体の充電プラグから外れていることを確認します。

③シートに座り、後輪ブレーキレバー(左)を握ります。

④メインスタンドを倒します。

⑤メインスイッチをON にします。


⑥スタートスイッチを入れます。

※ スイッチを1 度押すとONになります。

⑦方向指示スイッチを右に入れ発進の合図をして、前後の安全を確認します。


⑧後輪ブレーキレバー(左)を放し、スロットルグリップをゆっくり手前に回して発進します。

※発進後は方向指示灯を消灯して下さい。

※電動バイクはエンジンバイクよりグリップのあそびが少なく、また当モデルはモーターのパワーが強いので、車両に慣れるまでは急発進や転倒にくれぐれもご注意下さい。スロットルグリップは必ずゆっくり開いて下さい。

⑨スピードの調整は、スロットルグリップを回して行います。
 
 戻す→減速します。すばやく戻して下さい。
 回す=加速します。ゆっくり回して下さい。



止まる

①止まる場所が近付いたら、方向指示スイッチを左に入れ合図をして、後方の安全を確認してから徐々に左に寄ります。

②スロットルを完全に閉じます。

③前輪ブレーキ(右)と後輪ブレーキ(左)を徐々にしぼりこむように握ります。

※フットブレーキタイプの場合は、徐々に踏み込みます。

※急ブレーキは避けましょう。

④停車したら左足を地面につけて車体を支えます。

⑤メインスイッチをOFF にします。

※必ず車から降りる前に、メインスイッチを切って下さい。 ON のまま降車しようとすると、スロットルグリップ(右)を意図せず操作してしまうことがあり、大変危険です。

⑥車の左側に降ります。



このほかご不明な点は、販売店または 株式会社メグム までお気軽にお尋ね下さい。

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